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〜聖輝side〜


波野「そっか…丸山くん戻ってきたんだね。」


聖輝「はい！本当によかったです…」


波野「そうだね、危うく警察沙汰になるところだったよ。」


聖輝「そうですね…マスコミにバレなくてよかったです…」


波野「涼野くんもお疲れ様。関ジャニ∞の為に色々と頑張ってたもんね。」


聖輝「いっいえいえ！僕なんて…」


波野「ううん、関ジャニ∞にとって涼野くんはかけがえのない後輩だと思うよ？」


聖輝「そっそうですかね？」


波野「うん、そうだよ。」


聖輝「そう思ってくれたら…嬉しいな…」


波野「…さて、じゃあここからは仕事モードに切り替えよっか。」


聖輝「はい！」


僕は気持ちを切り替えて、グラビア撮影のお仕事をした。


聖輝「お疲れ様でした！」


波野「お疲れ様。今日はいつもよりいい表情してたね。」


聖輝「えっ本当ですか？」


波野「うん、すごいキラキラしてたよ。」


聖輝「キラキラ…もしかして…丸山さんが見つかったからかな？」


波野「ふふ、そうだろうね。」


聖輝「キラキラかぁ…」


波野「今日はもう仕事ないけど…お家帰る？」


聖輝「そうですね…帰ります。」


波野「分かった。じゃあ行こっか。」


聖輝「はい。あっ、その前に…トイレ行ってもいいですか？」


波野「うん、じゃあ楽屋で待ってるね。」


聖輝「はぁい。」


僕は一旦波野さんと別れ、トイレに向かった。


聖輝「ふぅ…スッキリしたぁ…」


「あっ涼野くん！」


聖輝「あっお疲れ様です！」


「お疲れ様。あの、さっき牧田さんからこれを涼野くんに渡してほしいって…」


聖輝「ん？何ですかこれ？」


「多分牧田さんの連絡先じゃないかな。牧田さん、ジャニーズの撮影担当してるから何か困ったことがあったら連絡してこいってやつ？」


聖輝「牧田さんって…さっき僕を撮ってくれたカメラマンさんですよね？」


「うん。あの人、結構いろんな芸能人の相談に乗ってるみたいだから、信用できると思うよ。」


聖輝「はい、ありがとうございます。」


僕はADさんから受け取ったメモをポケットの中に入れて、楽屋に戻った。