
Everlasting Love
第27章 沈痛
聖輝「……。」
僕は昼寝と特番のお断りのせいで寝ることはできなかった。
聖輝「…ハァ…」
学校行く用意しなきゃ…
僕はゆっくりと支度をはじめた。
聖輝「……。」
光樹「聖輝!おはよ!」
聖輝「…おはよ…」
光樹「…?!どないしたん?!目死んでるやん!!」
聖輝「…ぐすっ…」
光樹「えっ?!あっごっごめん!泣かせるつもりは…」
聖輝「ぐすっ…こ…きくん…!!」
光樹「どっどないしたん?!」
聖輝「うわぁぁーん!!」
光樹「えっ?!うわっ…ここ目立つし…ちょっこっち来て!」
光樹くんは泣いている僕の腕を掴んで何処かへ走って行った。
光樹「ふぅ…ここなら誰も来おへんやろ…」
聖輝「ぐすっ…ごめんね…光樹くん…」
光樹「それより聖輝…どないしたん?急に泣き出して…」
聖輝「…あっあのね…昨日ね…波野さんが家に来たの…」
光樹「マネージャーが?うん。」
聖輝「それで…波野さんから…あっ…嵐と…関ジャニが…ぐすっ…僕の特番の…出演を…断ったって…聞いて…!」
光樹「えっ?嵐も関ジャニ∞も出演せえへんって言ってんの?」
聖輝「う…ん…何か…僕の番組に…出たくないんだって…!!」
光樹「はぁ?!意味分からんねんけど…」
聖輝「僕も…!ど…して…断られたのか…分からなくて…!!」
光樹「それで泣いてたんか…よしよし、辛かったな…」
聖輝「光樹くん…!!」
光樹「いや、それにしても本間意味分からへん!何で断るんやろ?」
聖輝「…あのね…光樹くん…」
光樹「ん?どないしたん?」
