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Everlasting Love

第30章 仮面



大野「いいなぁ…おいらも何か適当に仮病使って涼野に甘えればよかった…」


櫻井「はっはっは!仮病だけじゃ涼野くんとエッチできないよ?智くん。」


大野「くっそぉ〜…」


聖輝「櫻井さん…あの」


櫻井「まるで新婚生活みたいですね…あの言葉は一生忘れない…!!」


聖輝「あっ!?」


櫻井「翔くんのことが好きだから…はぁ…これはもう告白だよね?!」


大野「お前…いつの間に翔くんのこと…」


聖輝「いやっそういう意味じゃなくて…」


櫻井「あぁ…たった6日間だけだったけど…俺達すっげぇ相性抜群だったよね?!これはもう恋人、いや、夫婦レベルだよね?!」


櫻井「あぁ…彼女と別れて傷ついた時に現れた麗しき天使よ…俺は誓うよ…きみを一生幸せにすることを…!!」


聖輝「いやっあの…」


櫻井「涼野くん!いや、聖輝!ベルギーに行って結婚しよう!…いや、デンマークでもいいな…あっスペインもいいなぁ…」


聖輝「えっえっ?」


大野「おめでとう。外国行って結婚するんだな。」


櫻井「聖輝!俺はきみを一生幸せにする…だから…誓いのキスを!!」


聖輝「……。」


大野「ヒューヒュー。」


聖輝「…翔くん…」


櫻井「なに?」


聖輝「…翔くんのばかーっ!!!」


僕は今までの怒りを発散する為に、翔くんに何発もビンタをした。

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