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聖輝「はぁ…ゴールデンウィーク暇だなぁ…」

実家に帰りたくても仕事と休みが交互だから帰れないし…

聖輝「あぁ…明日仕事かぁ…」


〜♪♪♪


ピッ


聖輝「はい、もしもし。」


渋谷『もしもし？俺や！渋谷や！』


聖輝「しっ渋谷さん？どうしたんですか？」


渋谷『あんな、お前にちょっと相談したいことがあるんや。今からちょっと俺ん家来てくれへんか？』


聖輝「いっ今からですか？予定はないから大丈夫なんですけど…僕渋谷さんの家知らないですよ？」


渋谷『何やて？！そうか…あっ！ヒナに迎えに来るよう頼め！』


聖輝「えっ？村上さんにですか？」


渋谷『おう。ほな、早よ来いよ！』


聖輝「あっちょっと！…切れちゃった…」

相談したいことって何だろう…

聖輝「…ハァ…村上くん…ごめんなさい…」


僕は申し訳ないと思いながら村上くんに連絡を入れた。


聖輝「すっすいません…こんなことお願いして…」


村上「いや、ちょうど俺もすばるに呼ばれてたから。」


聖輝「えっ？村上さんもですか？」


村上「あぁ、何か相談したいことあるって…」


聖輝「そうなんですか…渋谷さん…何か悩み事でもあるんですかね？」


村上「いやぁ…声のトーンからすると悩みちゃうと思うねんけどな…」


聖輝「うーん…何だろう…気になる…」


村上「何やろなぁ…あっ、着いたわ。」


僕と村上くんは気持ちがスッキリしないまま、すばるくんの家に着いた。