
Everlasting Love
第34章 想い人
松本「…ごめん。時間作ってもらって…帰るね?」
聖輝「…まっ松本さん!!」
松本「えっ?」
聖輝「あっあの…さっ最後に…僕の気持ち…聞いてくれますか…?」
松本「……。」
聖輝「あっあの…あの!僕…実は…!!」
松本「……。」
聖輝「ぼっ僕…実は…松本さんのことが…す…?!」
僕のことばは松潤の唇によって止められた。
松本「……。」
聖輝「…まっ…松本…さん…」
松本「お願い…それ以上言わないで…俺まで壊れちゃう…」
聖輝「えっ…?!」
松本「…ごめん…」
聖輝「…はい…」
松本「…ありがとう…じゃあね。」
聖輝「はい…おやすみなさい…」
松潤は家を出る時僕に微笑んでくれた。
その微笑みは…あまりにも美しかった。
聖輝「……振られちゃった…」
僕は涙を流しながら、しばらくその場から動けなかった。
今日…僕は…
失恋しました。
