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聖輝「んふふ、でもやっぱり歌唱力がちょっと…」


村上「はぁ？！お前…まだ俺の文句言うか？！」


聖輝「だって本当のことだもん。」


村上「こっこのクソガキー！！」


聖輝「きゃあ？！いひゃい、いひゃいって！！」


渋谷「こらー！！今から先輩が歌うのに何しとんじゃー！！」


松岡「あははっ！お前ら仲良しだな！」


「「仲良くないです！！」」


松岡「仲良しじゃん！」


聖輝「ちょっと！マネしないでくださいよ！」


村上「はぁ？！お前がマネしてきたんやろが！」


聖輝「違うもん！」


村上「あーあ！こいつぜんっぜん可愛くない！」


聖輝「ふん！別にあなたに好かれようなんてこれっぽっちも思ってませんから！」


村上「あーそうですか！こんなクソガキの何処がええんかさっぱりやわ！」


聖輝「クソガキクソガキって言わないでください！この鬼面！！」


村上「鬼めっ…？！お前…いつかマジでこ」


松岡「あぁ、うるせぇ！！俺に歌わせろ！！！」


「「！！？」」


渋谷「先輩！こいつらの奢り確定っすね。」


松岡「だな！」


村上「なっ？！」


聖輝「えぇ？！僕そんなお金持ってないです…」


松岡「2人で仲良くお金出し合えばいいだろ？なぁ？」


「「はっはい…」」


渋谷「よーし！あっ！メシ食いましょ！」


松岡「おっいいじゃん！いっぱい頼もうぜ！」


村上「いやっそういうのは…」


聖輝「あっチョコパフェ食べる〜♡」


松岡「頼め頼め！あっ、やっぱり村上一人の奢りで！」


村上「はぁ？！こいつは？！」


渋谷「あほんだら！！未成年にメシ奢らせる気か？！」


松岡「それにデビューしたてのホヤホヤの子だぜ？こんな可愛い子に金遣わせる先輩が何処にいるんだよ？」


村上「いやっ…マジかよ…」


聖輝「ごちそうさまで〜す、村上先輩♡」


村上「チッ…こいつ…！！」


この後、僕達は朝方までカラオケにいた。


そして、料金はすべて村上くんの負担になった。