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聖輝「……。」


波野「涼野くん…大丈夫…？」


聖輝「はっはい…！！」


次の日。


僕はある番組のナレーションをすることになり、スタジオにいた。


「涼野くーん！よろしくね！」


聖輝「はっはい！よっよろしくお願いします！」


「今回涼野くんがナレーションするのはこの動物特集のところ！可愛い動物達が紹介されるから、可愛い声で頼むね！」


聖輝「はっはい！」


波野「大丈夫、いつもの声でいけば全然通用するから。」


聖輝「ゔぅ…緊張する…！！」


「じゃあ一回リハーサルいってみよう！」


「じゃあ…どうぞ。」


聖輝「僕の名前は豆きち。2歳の男の子。僕ね、ご主人様がだーい好きなの♡」


聖輝「でもね、最近ご主人様はてれびばーっかりで僕にかまってくれないの…だから、そんな時に僕は…」


聖輝「ギュッ♡んふふ、ご主人様の膝に座ってぎゅっと抱きしめるの！ご主人様〜寂しいよぉ…僕にかまってぇ〜♡」


「……はいOK！！素晴らしい！！」


聖輝「でっできてましたか…？」


「完璧だよ！天才！！」


聖輝「いっいやいや！そんな…」


「この調子でこのまま本番撮っちゃおっか！」


波野「涼野くん！今の感じで！」


聖輝「はっはい！」


「じゃあいくよ…本番5秒前！4、3……」


聖輝「ここからは可愛い動物達が登場します！」


聖輝「ナレーションは涼野聖輝がお送りします！」


このあと、僕は可愛い動物になりきってナレーションをした。