
Everlasting Love
第41章 青色さん達
〜♪♪♪
大野「……。」
ピッ
大野「もしもし?おぉ、お前か。」
聖輝「……。」
手…握ったまま誰かとしゃべってる…
僕は何だか落ち着かなかった。
大野「悪りぃ、今日ちょっと会えそうにないわ。」
大野「…うん…うん…ごめんな?」
聖輝「……。」
もしかして…電話の相手って…
大野「うん…うん…分かった、じゃあな。」
切るのかな…
大野「…ふふ、俺も愛してるよ。じゃあな。」
聖輝「?!」
ピッ
大野「……何顔赤くしてんだ?」
聖輝「えっ?!いやっ…別に……」
大野「ふふ、お前俺にヤキモチ焼いてんのか?」
聖輝「えっ?!」
大野「あははっ!その顔は図星だな?」
聖輝「ちっ違いますよ!!何で僕が大野さんにヤキモチ焼かないといけないんですか?!」
大野「好きなんだろ?俺のことが。だから学校早退して戻ってきたんだろ?」
聖輝「ちっ違いますって!!それは…その…大野さんのことが心配だったから戻ってきたんです!」
大野「ふ〜ん…」
聖輝「なっ…何ですか?」
大野「いや、別に。」
聖輝「そっそうですか…」
大野「ふわぁ…早くあいつに会いてぇなぁ…」
聖輝「……!」
何で…
何で大野くんの口から彼女さんの話を聞くと…胸がチクっとするの…?
どうして…
