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声の魔法3

第3章 あなたの温もり

聡はめぐみが落ち着くまで優しく抱きしめていた。
めぐみも聡のぬくもりを感じながら落ち着きを取り戻していた。


「もう大丈夫?」


こくりと頷くめぐみ。


「忙しくってなかなか連絡できなくってごめん。会いたかったよ。」


「私も…会いたかった。」



見つめ会う二人の唇が自然と近づき、ゆっくり重なった。


はじめは触れるだけのキスだったが、二人の想いを確認するかのように徐々に激さを増す。角度を変えながら何度も何度もキスを交わした。



「めぐみを抱きたい。いい?」


真っ赤な顔で小さく頷くめぐみが可愛くてたまらなかった。


聡はゆっくりとめぐみに被さっていった。


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