声の魔法3
第1章 あれから1年
〜めぐみside〜
本当はいろいろ聞きたいことがあった。
その女の子は誰?こんなこと言われたんだよって。
はぁ…とため息ばかり。
あたしは彼女じゃないの?
自宅に帰ってから、こんなことばかり考えていた。
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パンッ!自分の頬をたたき、
「考えてもしょうがない。」
そう声に出し夕飯を作ることにした。
冷蔵庫を開けメニューを考える。
イライラするときは食べるに限る。そんなことを考えながらガッツリメニューに決めた。
「決めた、しょうが焼き定食」
財布を確認して駅前のスーパーへと足を進めた。