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箱……録

第2章 添い寝


「なんか…眠れなくて…


そっち―――…行っていいですか?」




後藤の―――…予想外の発言に…



「――――…え?寒いの?」



と、間抜けな返事をしてしまった…



「いや――…はい…寒いかも…


昔し―――…近所のお姉ちゃんがよく…添い寝をしてくれたのを思い出しちゃて…

静かで…小さな町でしたから…皆…仲が良かったのを思い出しました―――…」



「そっか――――…

寒いし…いいよ――――…」




そんな話を聞いたら…



添い寝なんて――――…よくある事かと…受け入れてしまった




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