
宇宙
第6章 コルク星
『何だろう。。ガソリン?とりあえずここに居ても始まらないし、探しに出てみよ!』
ドア開けようとした時アフロが身を乗り出し言った。
『ちょっと待つべ!開けたらだめだ!』
『窓をよく除いてみるべ!!』
絢達は暗闇の外をジーっと除いてみた。
『暗くてよく見えないけど。』
絢子はライトがある事を思い出しつけてみた。
照らし出された外には巨大なウツボのような生き物が泳いでいたのだ。
『こ、、この中、、、海なの!?』
『オイラカナヅチだべ。』
『どーしよ!?これじゃぁ私たち死んじゃうよ。』
絢達はなす術もなく立ち尽くしたまま身動きが取れずにいた。
その間に恐ろしい巨大な生物をどのくらいみただろう。
深海の真っ暗闇の中だから目が必要ないのだろう。
だいたいの魚は目がなく青白く光っていたし、岩かと思えば巨大なアンコウだった。
電気をもったチカチカ光るサメもいた。
生きているここちは全くなかった。
何時間たったのか分からない。
体温もどんどん下がってきた。
アフロもシビレを切らしたのか絢の頭からむくっとでてき窓を除いている。
アフロどおしたの?
アフロは何も言わずずっと眺めていた。絢と絢子は地球を発った時からずっとこの狭い空間に居たし、体力の限界だった。
絢子の目から涙が落ちた。
『もお、、、限界だよ、、、辛いよ、、』
絢もつられて泣きそうになったがグッと堪えた。
沈黙が続いたその時
『ドンドンドン!ドンドンドン!!!』
『アフロ何やってるの?!』
