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嵐内妄想

第48章 愛(AN)




ねぇ、相葉さん
ごめん。赦して?ごめんなさい。
俺もう
…まあくんがいないと、死んじゃうよ。
俺が要らなくなったなら殺して?
お願い…




そう言うと
相葉がしゃがんで二宮の頬に手添えて





じゃあ、俺のお願いも聞いて?
…もし、お前が俺以外のヤツのこと好きになったらさ
教えてよ。ソイツとお前、殺してあげるから。
もうさぁ、お前のこと好きすぎて
頭おかしくなりそうなんだよね。
なりそうっていうかもうなってる。
お前のせいだから。
俺から離れたら、赦さない。



相葉はそう言って
二宮の頬に添えてた手を二宮の首に持っていって
軽く力をいれて

苦しそうに
涙目になってる二宮みて
ゆっくり口づけて
そのまま二宮のこと抱きしめて







ごめん、かず。
でも、今言ったのはほんとの事だから。



(ゆっくり首を縦に振って)
俺も同じだよ。相葉さんが俺以外の人
好きになったら
相葉さんを殺して俺も死ぬ。





ふふ、そっか。





うん。





冷たくしてごめんね?






ヤダ。






抱き締めてた二宮の肩を持って
体を離し、舌を絡めながらキス。







これでも赦してくれない?






(潤んだ目で相葉みつめ)
まあくん…好き。大好き、
アイシテル。
どこにもいかないで。俺だけ見てて。
俺だけをアイして。






うん。かず、好きだよ。
俺も愛してる。



























…お腹すいた。


うん。俺も。



今日のレコーディングどーだった?
うまくいかなかった?


おい(笑)なんでうまくいかなかった前提なんだよ(笑)



アンタのせいで
予定してた曲の半分も終わんなかったんだからね



だからごめんって(笑)
なんかちょっと、そーなっちゃったんだもん。
そーえば、昨日あのあとどーしたの?



え?あのあと?




自分で処理したの?





知るかよ!
言うわけねーだろ。もうやだまあくん嫌い。




あっそ。
じゃあ俺ちょっと出掛けてこよっかな。
リーダーのとこにでも。




なんでリーダーんとこ。




性欲処理?





行ったらコロス。






だってかずは俺のこと嫌いなんでしょ?
じゃあいいじゃん。













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