私の愛しい彼氏様
第2章 *溺愛2
チャイムはなった…
なった… がっ!!!
今の状況………
屋上で燈榎の膝の上に乗って向かい合わせで……
なんだこれっ!!
なんでこんな事になった!!
事の始まりは、ほんの数分前……
「燈榎ー、トイレ行ってくるね?」
「ん。」
ふぃ~
スッキリ~♪
教室戻ろ~っと
「ねぇ!君!」
なんか誰か声かけられてるな~ まぁいいや
♪~♪
「君だって!」
いきなり肩掴まれた!
「えっ!?何!?」
「さっきから呼んでんじゃん!」
あっ!?
あれ私の事だったの??!
知らねーょ!!?
あら、失礼!
言葉使いが……
でっ……
「何の用で??」
「君さ可愛いからさ♪俺の彼女にならない?」
………………はっ?
何こいつ……気持ち悪っ
「あ~私彼氏いるんで」
「いいじゃん!どーせ彼氏ショボいでしょ?!」
あ~あ、燈榎怒るぞ…
てゆうか、どさくさに
紛れた腰に巻き付いてる腕退けろ!!!
燈榎怒るって!!
やばいって!!!
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