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私の愛しい彼氏様

第3章 *溺愛3



私は、何かに引き寄せられかのように、

“男の子”に近づいた………
隣に静かに座って、
“男の子”の顔をじっくり
見ていた………

「綺麗な顔……」

本当に綺麗な顔………
逆に羨ましい位……

なんだかんだ思っていると…………

「んっ…」

“男の子”の声が聞こえ、
ゆっくりと目を開く……
「…………………。」

「…………………。」

私は見惚れていて、
話す事が出来なかった…
すると………

「あんた…誰?」

「………。」


「おい…聞いてんの?」

「へっ!?あっ、はい!!聞いてます!!」

「………。
だから、あんた誰だって」

「えっと、あのっ」

「………もういい。」

…………はぁ!?
なんだこいつ!!!

抑えろ……自分を抑えるのよ!!

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