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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第1章 大宮 story

★二宮Side★



眠たそうな顔して覇気がない


『何だ、このおじいちゃんみたいな人』


それが
大野さんの第一印象だった





櫻井「相葉くん!二宮くん!」


制服に着替えてホールに行くと
オーナーの櫻井さんに呼ばれた。

ボーイのアルバイトとしての初日
未経験者の俺はちょっと緊張してる。



櫻井「相葉くんはバーテンの経験あるんだよね?
じゃあ、潤!」


『潤』と呼ばれたその人は
容姿端麗で絵に描いたようなイケメンで。


櫻井「新人の相葉くん。
バーテンの経験あるそうだから諸々教えてやって?」


松本「松本潤です。宜しくね、相葉さん」

相葉「相葉雅紀です!宜しくお願いします!!」


店中に響き渡るような声で
腰を90度に曲げて挨拶をしてるのは
俺と同期になる、相葉さん。

松本さんはそれがツボったのか
笑いを堪えてる


松本「そんなかしこまらなくていいよ。
じゃあ、着いてきて?」


二人はカウンターの奥へと消えていく。


二宮「あの、俺はどうすれば…?」


櫻井「チーフマネージャーが来るはずなんだけどね、おかしいな」


櫻井さんが
高価そうな時計をチラッと確認した

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