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夢。 〜 O×S×A×N×M 〜

第2章 じいまご story

バラバラと楽屋に帰って来たけど
松潤だけがまだ戻らなくて


櫻井「何してんだろ?」

分刻みでスケジューリングしている翔ちゃんが
次の仕事時間を気にしてる



ー ガチャッ ー



松本「お疲れー」

櫻井「松潤、お疲れ!んじゃ俺、次行くわ」

松本「翔くん、待っててくれたんだ。
ごめんね!行ってらっしゃい!」

大野「行ってらっしゃい、翔ちゃん」


二宮「俺もそろそろ行こっかな。お先ー。
相葉さんも早く支度しなさいよ?」

相葉「ニノ、待って!松潤、リーダー、またね!」


松潤と二人きり
途端に静かになった楽屋に緊張が走る




松本「大野さんさ」


…来た。


松本「なんで、俺?」


なんでって…




松本「バラエティーだよ?ガチで選ぶなっつーの。
また同じこと繰り返すつもり?」




そう言った松潤の瞳は
どこか寂しそうで。


大野「…ごめん。」




松本「でも…嬉しかったよ。ありがとう
じゃあ俺、打ち合わせあるから」


わかってる。
だって
俺が肩に触れた瞬間
松潤の頬がふっと緩んだのを
俺は見逃さなかったから。

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