夢。 〜 O×S×A×N×M 〜
第2章 じいまご story
★松本Side★
松本「チェックいい?」
みんながスタジオを出たあと
撮れたVのチェックを申し出た
スタッフ「松本さんはストイックですね」
妥協を許さない完璧主義者とか
熱い男だとか
そんなふうに言われることも多いけど
今日に限ってはそういうことじゃなくて
誰が肩を叩かれるのか
待ってる時の
そして
選ばれなかった時の
メンバーの顔が気になって仕方なかった
ニノは…笑っちゃってんじゃん。自分が選ばれると思ってたんだろうな
翔さんは…ちょっと拗ねちゃってんじゃないの
相葉さんは…まぁ仕方ない、って顔してる
松本「すみません、ありがとうございました」
スタッフ「何か気になるとこありましたか?」
松本「いや、大丈夫」
あの頃よりみんな大人だな
ちゃんと割り切ってる
俺はダメだ
いつまでもガキのまんま…
俺の遅すぎた反抗期
誰もが腫れ物に触るかのように距離を置き始めた頃
何も変わらず接してくれたのは
リーダーただ一人だった
どんなにキツく当たっても
どれだけ突き放しても
『受け止めるところから始めたい』
そう言っていつも俺の側にいてくれた
あの頃俺は
リーダーの優しさに甘えてたのかな
松本「チェックいい?」
みんながスタジオを出たあと
撮れたVのチェックを申し出た
スタッフ「松本さんはストイックですね」
妥協を許さない完璧主義者とか
熱い男だとか
そんなふうに言われることも多いけど
今日に限ってはそういうことじゃなくて
誰が肩を叩かれるのか
待ってる時の
そして
選ばれなかった時の
メンバーの顔が気になって仕方なかった
ニノは…笑っちゃってんじゃん。自分が選ばれると思ってたんだろうな
翔さんは…ちょっと拗ねちゃってんじゃないの
相葉さんは…まぁ仕方ない、って顔してる
松本「すみません、ありがとうございました」
スタッフ「何か気になるとこありましたか?」
松本「いや、大丈夫」
あの頃よりみんな大人だな
ちゃんと割り切ってる
俺はダメだ
いつまでもガキのまんま…
俺の遅すぎた反抗期
誰もが腫れ物に触るかのように距離を置き始めた頃
何も変わらず接してくれたのは
リーダーただ一人だった
どんなにキツく当たっても
どれだけ突き放しても
『受け止めるところから始めたい』
そう言っていつも俺の側にいてくれた
あの頃俺は
リーダーの優しさに甘えてたのかな