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アスタリスク【ARS.O】

第15章 アスタリスク【智】

しばらく3人で話をしていたら、アキとメイちゃんが帰って来た。

ヨシオ先生はビールを缶のまま俺たちに配った。

飲みはじめていると、ママさんも帰って来た。

「すぐに晩御飯の用意しますからね。これでも食べててください。」

商店街の肉屋のメンチカツを出してくれた。

「うめぇ!」

俺と翔ちゃんは声をそろえた。

肉屋のメンチカツはめちゃくちゃうまかった。

その間にママさんはキッチンで次々と料理を作ってくれた。

アキも料理を手伝った。

「アキたん、メイもやるー!」

「じゃあメイちゃんはレタスちぎって。」

アキがメイちゃんにレタスを渡した。

アキは手慣れた様子でママさんと料理をしていた。

まるで、親子みたいだった。

「アキ先生、うちによく来るんですよ。メイもよくなついてね。」

ヨシオ先生が、2本目のビールを手渡してくれた。

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