アスタリスク【ARS.O】
第8章 オジサンの正体【アキ】
ナッチャンがバッグと一緒に雑誌をロッカーに入れようとした。
その表紙には、潤が写っていた。
「潤…!」
私は思わずつぶやいた。
ナッチャンは、私の顔と雑誌を交互に見た。
「アキちゃんって、松潤が好きなの?この雑誌もう読んだから貸してあげるよ。」
ナッチャンは私に雑誌を渡して軍手をはめると倉庫に向かった。
潤は雑誌の表紙を飾る人気モデルなんだ。
私はドキドキしながらページをめくった。
巻頭ページに潤の記事があった。
でも、その記事には潤以外に4人の男性が写っていた。
『嵐』と書かれていた。
「嵐って、ナッチャンが好きなアイドルだ。潤って嵐のメンバーだったんだ…。」
記事の嵐のメンバーの写真を見て、身体中に雷が落ちたような衝撃を受けた。
潤の隣に写っている、小柄な男。
ふわふわの茶色い髪、高い鼻、つんととがらせた唇…。
「オジサン…!」
その表紙には、潤が写っていた。
「潤…!」
私は思わずつぶやいた。
ナッチャンは、私の顔と雑誌を交互に見た。
「アキちゃんって、松潤が好きなの?この雑誌もう読んだから貸してあげるよ。」
ナッチャンは私に雑誌を渡して軍手をはめると倉庫に向かった。
潤は雑誌の表紙を飾る人気モデルなんだ。
私はドキドキしながらページをめくった。
巻頭ページに潤の記事があった。
でも、その記事には潤以外に4人の男性が写っていた。
『嵐』と書かれていた。
「嵐って、ナッチャンが好きなアイドルだ。潤って嵐のメンバーだったんだ…。」
記事の嵐のメンバーの写真を見て、身体中に雷が落ちたような衝撃を受けた。
潤の隣に写っている、小柄な男。
ふわふわの茶色い髪、高い鼻、つんととがらせた唇…。
「オジサン…!」