アスタリスク【ARS.O】
第10章 宴【アキ】
「物流倉庫で通販の商品の仕分けをしてる。」
「俺、時々ネット通販頼むから、ひょっとしたらアキちゃんに商品分けてもらったかもしんないね!」
「大人の玩具デスか?」
「ニノ、余計なこと言うなよ!」
相葉が赤くなった。
「え、それマジか?」
オジサンがとぼけた顔で食いついてくる。
「大学まで行っといてやる仕事かよ…。」
櫻井が言った。
「し、翔ちゃん。アキはお母さん亡くなって大学卒業できなかったんだよ。」
オジサンがまた弁護してくれた。
「は? 不幸自慢か? 本気で大学続けたけりゃ休学でも何でも方法はあったんじゃねぇか?」
櫻井はなおも言い放った。
「休学しても、復学できる見込みがなかったから。自分の命を長らえるだけで精一杯だった。」
私は事実をそのまま伝えた。
「俺、時々ネット通販頼むから、ひょっとしたらアキちゃんに商品分けてもらったかもしんないね!」
「大人の玩具デスか?」
「ニノ、余計なこと言うなよ!」
相葉が赤くなった。
「え、それマジか?」
オジサンがとぼけた顔で食いついてくる。
「大学まで行っといてやる仕事かよ…。」
櫻井が言った。
「し、翔ちゃん。アキはお母さん亡くなって大学卒業できなかったんだよ。」
オジサンがまた弁護してくれた。
「は? 不幸自慢か? 本気で大学続けたけりゃ休学でも何でも方法はあったんじゃねぇか?」
櫻井はなおも言い放った。
「休学しても、復学できる見込みがなかったから。自分の命を長らえるだけで精一杯だった。」
私は事実をそのまま伝えた。