☆ラリマーの扉☆
第10章 心汚き者
眠りに堕ちたみうは夢を見ていた。
その、背景は
オーロラの世界だった…
綺麗な星空の下におとされ、みうはオーロラを眺めていた。
「この…世界…は?」
「キミの夢でしゅ!」
誰かの声がし、後ろを向く。
それは、ハムスターだった…
ハムスターがしゃべったじゃん!
「夢…はぁ…」
「人は記憶が関係して夢を見るんでしゅ!」
「それくらい知ってるわ」
…ため息をつくみう。
「…みうさんは、人間関係で悩んでおられるようす」
「そうだけど…何?」
ハムスターごときが!
…くっそぉ!
「…キミはいつまで氷のような人間でいるんでしゅ?」
「卒業するまでよ」
…オーロラ世界の下
ハムスターとわたし。何コレ。
「本当はキミは、友達の輪に入りたいんじゃないでしゅか?」
それを言うと、本当のことを言いたくなる。
ハムスターごときなのに
……どうして気持ちが分かるのだろう。
「入りたいわよ、そりゃあ…」
「ならなぜ入ろうとしないんでしゅ?」
…このハムスターめ。
「…勇気がないからに決まってんじゃん あと、怖いし…」
「そうでしゅか…」
……ハムスターは一息ついた。
その、背景は
オーロラの世界だった…
綺麗な星空の下におとされ、みうはオーロラを眺めていた。
「この…世界…は?」
「キミの夢でしゅ!」
誰かの声がし、後ろを向く。
それは、ハムスターだった…
ハムスターがしゃべったじゃん!
「夢…はぁ…」
「人は記憶が関係して夢を見るんでしゅ!」
「それくらい知ってるわ」
…ため息をつくみう。
「…みうさんは、人間関係で悩んでおられるようす」
「そうだけど…何?」
ハムスターごときが!
…くっそぉ!
「…キミはいつまで氷のような人間でいるんでしゅ?」
「卒業するまでよ」
…オーロラ世界の下
ハムスターとわたし。何コレ。
「本当はキミは、友達の輪に入りたいんじゃないでしゅか?」
それを言うと、本当のことを言いたくなる。
ハムスターごときなのに
……どうして気持ちが分かるのだろう。
「入りたいわよ、そりゃあ…」
「ならなぜ入ろうとしないんでしゅ?」
…このハムスターめ。
「…勇気がないからに決まってんじゃん あと、怖いし…」
「そうでしゅか…」
……ハムスターは一息ついた。