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☆ラリマーの扉☆

第11章 真夜中の逢瀬~終わりを告げた逢瀬~

祈りながら

おぼれるように眠るぼく

きっと由良も、意識がないくらいに眠ってるんじゃないかな。

夢のなかでも逢瀬を重ねれば
なんとも言えないくらいの嬉しさ

由良……

声には出せなく、心で呼びかける。

夢という現実と記憶の狭間でキミを追いかけたい…

由良とぼくがいる先はどこ?
そしてその風景はどこなのだろう……?

導いてほしいな

いる先を…

顔でも合わせたい。

だけどもう、叶わないんじゃないかな…

そう思うと 怖い…

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