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☆ラリマーの扉☆

第11章 真夜中の逢瀬~終わりを告げた逢瀬~

昼ご飯を食べ、夕食を食べながら

由良を想うぼくは異常かな

会えぬまま、想いは進んでゆくばかり。

由良の想いと気持ちを放っといて
ぼくだけ自分勝手にただただ想う

…夜空の果てに キミと二人で会えたら

空を浮くほどに、飛び回るほどに
舞うくらいに…嬉しいだろうな。

一夜限りの、逢瀬。


今日会えたら、抱きしめたい…


会える予感がするし、由良はきっと…

ぼくのことを忘れていないはずだ。


今日は狂い咲く花を摘んで帰ろう。

いつもは見向きもしない、輝く花を。

…いつかは妖精が来るかもしれない

そんな花。

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