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☆ラリマーの扉☆

第13章 ~いやし~②

ノートのタイトルに「物語」と書いてあった。

わたしはノートの中身を見る。
(いったいどんなことが…書いてあるのだ?)

「フンフンフムフム…?」

パッと見をすると
先生の力強い文字がぎっしりと詰まっていた。

(美文字…これぞ美文字!)

わたしは物語を読み進める。

内容は先生×女子生徒という王道もの。

ストーリーは王道だけど
展開のしかたに個性があった。

読み進めていくうちに、梨咲は少し立ち疲れた。

梨咲は先生の誇り高きイスに座る。

(まぁ座ってもいいんじゃない)

どーせ、バレなきゃいいもん…

座り心地はフワ~っと包まれた感じ。

「センセってお金持ちなのかなー
ふふっ」

一人でわらっていると

ガチャ!とドアを開ける音がした。

(ヤバ……)

背筋がピクリとなる感覚……う…

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