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☆ラリマーの扉☆

第13章 ~いやし~②

「権利はボクにある」

と言って、わたしに指をさしたんだ。

「…ちょっとこっちおいで」

「な…なに?」

先生の言うとおりについていく。

ついたのはベッド。

「寝てくれる?」

(…何するんだろう)

もしここで寝なかったとしたら?
どうなるのだろう。

寝るといったらどうなるだろう。

まぁいいや。試しに寝ないと言ってみよう。

「寝ませんっ!ふふふ」

「寝ろ」

冷たい一言を放った先生
あらあらこんなキャラだったんだねー…

わたしはベッドに寝転がった。

「何する気よ」

「さぁ…」

そう言いつつも先生は寝転がっているわたしの上にまたがった。

「ちょっと…?」

「……」

先生は何も言わずに
わたしの右手を強くおさえた。

「ちょ…!いたい!」

先生強い……
多分わたしの顔は…ブサイクかもしれない

「ふふふ…その顔たまらない」

なんて、悪魔な顔して……
Sなんだな…もう

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