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☆ラリマーの扉☆

第13章 ~いやし~②

先生はわたしの唇を食べちゃってます。

「くっ…おいしい…」

先生の顔は真っ赤。

「くらくらしちゃう…」

「そうか…」

とろけちゃいそうな

あまい あまい ひととき。

はくつきせんせいの 手に堕ちて。

「ふぅ…は…君の唇おいしかった」

「…どんな味がしましたか?」

意識が飛ぶ寸前、かすれた声で問う。

もう…甘々すぎっ。

「甘い…リップの味がしたよ…」

耳元でささやかれ、悶絶寸前

「えへへ…」

「これでお仕置きはおしまい、よく楽しめたよ。ふふ、こうされたかったんだろ?」

「こうされたかった…」

白月先生は甘くて甘い
スウィートメンズ。

「君の願いが叶ったね…ふふ」

「またこうされたいっ」

「そうか…またおいで。手錠、外しておくね」

「はい」

…先生のペットになっちゃいたいな

「あ…ずっとつけとく?」

「じょうだんでしょ。もう…」

ハー…とため息をつく。

「うん、じょうだんだよ」

そう言いながら、手錠を外す。

「先生…ありがとう
また、わたしと遊んで?」

からだを起こし、ベッドから降りる。

「ふふ、いつでもおいで」

と、頭を撫でてくれた。

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