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☆ラリマーの扉☆

第19章 お風呂での軽い情事

「濃くて白いわね」

天使のような声でささやいた。

「それならわたしの中にだして、妊娠したかったわ……」

……セックスしたかったんだよね

「……お嬢様…妊娠は…いけませんよ」

「えーっ!子供産みたい!」

手を組んで、アヒル口。

「その年では早い」

バッサリと言われた。

嘘泣きをして
「ですよねー」と、笑った。

「さぁさぁ、夏とはいえど、裸ではさめてしまいます。シャワーを浴びましょうか」

「そうね」

このイケメン青年……

従順で大人しいと思えば………。

私たちは
ふつうに風呂に入って、上がりました。

ランも、スズリも。

─────…欲情することなく。

「お風呂での軽い情事」終

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