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☆ラリマーの扉☆

第21章 いやし~捨てられし男~

昼休み、保健室に向かった。

何かをされていないかを聞くために……

「先生!」

「おや、桜田さん。どうしたんだい?」

────…行こう

「前、梨咲が保健室に来てたと思うのですが……何もしていませんか?」

彼氏ならばこういうことはしておきたいでしょ。

「何かって?それは性的な意味?」

超ニッコリして聞いてきた先生。
白月先生怖すぎだろう……

「まぁそれも含めてはいますが」

「ふふ…ぼくがそんなことするわけないでしょう?」

梨咲にふれたら許さない……

「怪しすぎるんですよ!」

「そこまで先生を責めるなんて……
彼氏として終わってんなぁ…」

怪しい顔をしてあざ笑う。

「彼氏として終わってる!?なんだその言い方は……!!」

おれは、白月先生を殴ろうとしたが
止められた。

「先生を殴らない方がいいよ~?
梨咲のダーリン」

そう言っても挑発をしている。

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