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☆ラリマーの扉☆

第24章 ~快感の扉~

「あぁ…感じていますねぇ……ふふ…
いいですよぅ…鎖骨もいきましょ…」

メノウ先生はテクニクシャンだ。
上手い、もう快感の波に溺れるだけ──…

鎖骨もいやらしく舐めあげ、
吐息がいやらしくなる。

「もぉ…先生っやめてください…」

「先生のやることには大人しく従いなさい……ね?笠倉翔夜君?」

やること……

いやらしいことじゃんか……ふっ…

「…っああ……んん」

「考えている余裕はありませんよ…」

そのとき、先生はローターを強にした。

「ああぁぁぁ…んんっ!先生ぇ!」

快感の波は白波がたつ。
その白波は津波に変わりゆくほどに…

「やめっ……ああ!いやぁ!先生っ」

イキ果てる間際、メノウは翔夜の耳元で

「メノウって呼んで…」

呼んでと言ってもその声は消えてゆく
呼ぶ間もなく翔夜はイキ果てた。

イキ果てると精液はあちこちに飛び
机の裏、床を汚していた……。

「あぁ…先生っ」

「気持ちよかったですか?」

「はい…」

メノウは翔夜の萎えているイチモツをしまう。

翔夜は愛があるなぁ、とホンのちょっと
感じた。

「また…お仕置きさせてくださいね」

「へ?」

その言葉に戸惑う。

「楽しみです、お仕置きの時が…ふふ」

「ええっ!イヤですよ先生!」

イジワルな先生にちょっとだけドキ、とした。

「ふふ、可愛いなぁ」

メノウは、翔夜の唇に軽く触れた。

翔夜は少しだけ顔を赤く染めた。

「じゃあね、翔夜…」

メノウはドアを開け、ゆらりと手を左右に
動かす。

翔夜もバイバイ、とした。

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