☆ラリマーの扉☆
第1章 放課後のチャラ男は
チャラ男の手につかまった、私──…
いやだもう、離して……
「ボクは君を狙ってたんだ…だからごめん
ちょうだい?」
また再び、三日月は首元に強く吸い付いた。
愛の刻印は深くなっていった。
「狙ってた……?あんた、私根暗よ?」
「君は根暗じゃない、ボクに本当の魅力が伝わったんだ!」
バッ!と思いっきり、愛を叫ぶように言う
三日月。
「魅力……?なんの」
「君の心の中に自信というのがあるのではないか?」
「ないし、そんなもの」
「口で言っているが、本当はあるのだろう……?」
こいつ…なんで?
心の中に自信があるのが分かるの?
口では謙遜ばかりなのに……
「あっ…知らないそんなもの」
ホスト系男子にそんなこと言われたくないっ!
さりなはそっぽを向いた。
「心の中に自信があるのは良いことだよ
さりな。それが魅力だろう?」
「アーソウデスネ」
床ドンは終わり
三日月は私の体から離れた。
「ね…さりな。魅力をどんどん生かしてね
無理ならボクだけでもいいから…」
「じゃ…あんただけに」
こいつ…操りすぎだ、ばか。
「やったぁ!さりながボクに忠誠を誓ってくれたぁ!わーいっ」
忠誠……だと………
「はぁ…もう。三日月め、遊びに行く?」
「逆誘い……」
三日月は目をウルウルさせた
「どう?行くの?」
「行くに決まってんじゃん!」
こいつ……わけわかんねぇ。
ぎゅっとしてきたし。
でも…あったかい。
「行こ」
三日月とさりなは仲良く遊びに行った。
『放課後のチャラ男は』
終
いやだもう、離して……
「ボクは君を狙ってたんだ…だからごめん
ちょうだい?」
また再び、三日月は首元に強く吸い付いた。
愛の刻印は深くなっていった。
「狙ってた……?あんた、私根暗よ?」
「君は根暗じゃない、ボクに本当の魅力が伝わったんだ!」
バッ!と思いっきり、愛を叫ぶように言う
三日月。
「魅力……?なんの」
「君の心の中に自信というのがあるのではないか?」
「ないし、そんなもの」
「口で言っているが、本当はあるのだろう……?」
こいつ…なんで?
心の中に自信があるのが分かるの?
口では謙遜ばかりなのに……
「あっ…知らないそんなもの」
ホスト系男子にそんなこと言われたくないっ!
さりなはそっぽを向いた。
「心の中に自信があるのは良いことだよ
さりな。それが魅力だろう?」
「アーソウデスネ」
床ドンは終わり
三日月は私の体から離れた。
「ね…さりな。魅力をどんどん生かしてね
無理ならボクだけでもいいから…」
「じゃ…あんただけに」
こいつ…操りすぎだ、ばか。
「やったぁ!さりながボクに忠誠を誓ってくれたぁ!わーいっ」
忠誠……だと………
「はぁ…もう。三日月め、遊びに行く?」
「逆誘い……」
三日月は目をウルウルさせた
「どう?行くの?」
「行くに決まってんじゃん!」
こいつ……わけわかんねぇ。
ぎゅっとしてきたし。
でも…あったかい。
「行こ」
三日月とさりなは仲良く遊びに行った。
『放課後のチャラ男は』
終