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☆ラリマーの扉☆

第33章 具現化した欲望

秋野、怖いな…
いつもは私が主導権を握っているのに。

今日は秋野が主導権を握っているみたいだわ


「いやよ、私には合わない。着ないわ!」

主導権を持っているといえば
明らかに秋野だけど、まだ私は主導権である
態度を出さなければ…!

言った時
秋野は私をにらんだ…。

秋野はニッと微笑み…
私の前に来た。

近寄って来た…。

何するかが、分からないの。


彼は
私のボタンに手をかけた。

どんどん、ボタンがプチッと外れていく…

「なにしてるの…?」

おびえながら声を出している。

「…」

無言の行動は余計に怖さを引き立てる。

「やめて!!」
叫んでやめさせようとするが
やめてはくれない…

私はもうブラジャー状態
晒したくなくても、彼が勝手に晒しているんだから……。

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