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☆ラリマーの扉☆

第33章 具現化した欲望

「やっ!どうみても彼じゃない!偽物!」

「…偽物、そう言うのか。仕方ねえなぁ」

狂ったような顔をする秋野に恐怖を感じる。

「…っ!何よ…」

「処女をいただくぜ」

あ…

「もう処女は終わった!取られたのよ!」
そう、大昔にね!

「その処女は上書きだよ…にひひ」
秋野…
秋野じゃないよね?

顔が秋野だけで、性格は違う…でしょ?

「いやっ!!」

「ちょうど、ぼくね…コスプレセックスが
したかったんだ」

私のためじゃなくて、彼の欲望…。

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