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☆ラリマーの扉☆

第6章 導かれし妖精たちのメリークリスマス

ああ…何かが起きる予感がする。

───目を閉じて。

聞こえるワケなんて無い、女神の声。

信じないと思うけれど

その声は確かに耳に届いた───


僕はそのまま目を閉じた。

閉じれば闇の中、その中では、妖精たちが
羽ばたいているかのが分かる。

捕らえられていたカゴから解放されるかのように────…


────目を開けて、子羊よ。

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