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☆ラリマーの扉☆

第6章 導かれし妖精たちのメリークリスマス

僕はその通りに目を開けた。

開ければ、カラフルな世界が目の前にあった。

漆黒の、闇の…あの世界はいずこへ?

誇らしく立っていた、寂しげな深緑色の木は

装飾され、彩られている。

「ひゃっほー」

「いえーい!」

妖精たちの喜ぶ声がかすかに聞こえる

僕は祭典でも招かれたのであろうか

導かれたのだろうか

……誘われたのだろうか?

暴れ狂う白雪と、彩られし
クリスマスパーティー。


あぁ……彩られる姿は都会のような

世界………

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