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☆ラリマーの扉☆

第7章 束縛彼氏→束縛ナシの友人

「では飲みましょうか、あ。お二人様も
いかがですか?」 

「結構です」

2人同時に言った。

見守りたいもの。

「じゃあ…一緒に飲みましょう。お客様」

「はい…」

イケメンバーテンダー……いいねぇ。

るみねはごくりと一口飲んだ。

「……甘い」

「美味しいですね」

るみねの横顔、幸せそうだなぁ~

「さりな、もうるみねの結婚相手あの人で決まりよ」

「えーっ、そんな簡単に?」

はたして耳元のささやきは本当かな?

「うん、なんかそんな予感が」

「予感でしょ~?もぉ。そんなバカな」

「予感をバカにしたらNOだよぅ!」

らんちゃんは占いを信じるタイプかな?
なんかそういう気がするなぁ。

予感を信じるなら占いも信じそう。

それにしても

このひととき、楽しいなぁ。

外に出たくなくなってきたよ。

外にでれば
あの…束縛男がいるんじゃないかって…

怖いわ…
医者なのに、束縛だなんて…イヤだよ

医者としての評価は残念にすぎないわ…。

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