
プリンス×プリンセス
第44章 唇の痕
その痛みのお陰で、夢じゃないって分かる。
だけど
「お前だからだ」
晴れ渡った青空のような瞳でそんな告白をされて。
これは…本心なのか…?
「俺だって…」
「ん?」
ディオの本心が知りたい。
「姉上の身代わりでも…こんな事しない」
好きだ、なんて言えなくて。
だけど、気持ちの一片でも伝えたくて。
口にした後、唇を引き結んでディオを見れば
「それは俺だからと思っていいのか?」
ディオが小さく息を吐くように笑いを浮かべる。
その表情を見た途端、羞恥で顔が赤くなった。
「聞くな!!」
そんなもん…そうだ、なんて…言えるかよ!?
自然と顔を歪めると
「そうだな」
ディオは納得したように頷き
「お前はこっちに聞いた方が早かったな」
そう言うのと同時に、跨がっている位置をずらし…
「なっ…」
俺の股間に、自分の局部を擦り合わせてきた!!
「ディオ…!」
あ…こいつ、勃ってる…!
服の上からなのに、ディオが昂らせてるのが分かる。
だけど
「お前だからだ」
晴れ渡った青空のような瞳でそんな告白をされて。
これは…本心なのか…?
「俺だって…」
「ん?」
ディオの本心が知りたい。
「姉上の身代わりでも…こんな事しない」
好きだ、なんて言えなくて。
だけど、気持ちの一片でも伝えたくて。
口にした後、唇を引き結んでディオを見れば
「それは俺だからと思っていいのか?」
ディオが小さく息を吐くように笑いを浮かべる。
その表情を見た途端、羞恥で顔が赤くなった。
「聞くな!!」
そんなもん…そうだ、なんて…言えるかよ!?
自然と顔を歪めると
「そうだな」
ディオは納得したように頷き
「お前はこっちに聞いた方が早かったな」
そう言うのと同時に、跨がっている位置をずらし…
「なっ…」
俺の股間に、自分の局部を擦り合わせてきた!!
「ディオ…!」
あ…こいつ、勃ってる…!
服の上からなのに、ディオが昂らせてるのが分かる。
