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プリンス×プリンセス

第57章 傍にいてくれ…

「や…もぅ…ゆっくり、って…っ!!」

揺すぶられながら切れ切れに文句をこぼす。

伸ばした手も何も掴めず空を切り…

ゴリッ!!

ディオが俺のイイトコロを狙って突いてきた!

「んあっ!!あ、や、そ、こ、んんっ!!だ、めぇ…っ」

あまりの快感に、突かれる度に一言口にするのがやっとで。

空を切った手はベッドに落ちて、仰け反る体を支えた。

「あ、あ、は、ぁあ」

苦しくて気持ちいい。

狂いそうな感情が涙になってこぼれていく。

「く…ふっ…!」

「辛いか?」

「ん…っ。気持ち…い…」

熱い息を吐きながら、うわ言のように呟くと、ディオはくっ…と笑って

「は…そうか…。なら、加減はなしだ」

その言葉と同時に、俺の最奥まで貫かれる。

「ディオ、ディ、オぉ、あ、あぅ、ぁんんっ!!」

貫かれる度に、衝撃に近いくらいの感覚が身体中を走り抜けていく。

ひくひくと痙攣しながらイッた時、ディオが達して…

…あっつい…

自分の中に放たれた精液の熱さを感じていた…

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