アイツまで徒歩5分
第1章 新たな門出に落とし穴!
俺は、大きく深呼吸をし―――…
MRインテリア課のドアを開けた!!
「今日から、配属になりました!
最知 結羽です!!よろしくお願いします」
俺は、部所の隅々まで聞こえるくらい大きな声で挨拶をし!頭を下げた!!
ド緊張のなせる技!!
人の気配を感じつつ…
頭を上げるタイミングを見計らう……
「お〜〜〜〜〜!新人さんいらっしゃい!待ってたよ、これからヨロシク!!」
声をかけられ俺は、顔をあげる!!
そこには…
長髪の一見女性に見えるが…
「男性物の……スーツ?」
俺は、失礼だとは思いながらも…目の前の中性的な先輩をガン見していた…
「…男性だよ?一応…」
俺は、慌てて「すみません!!あまりにも、綺麗な方だったので!!」
と、頭を下げる!!
あ〜〜〜〜〜…また、頭を下げた状態に逆戻りだ…
すると…後ろのドアが開き…人が入ってくる気配がする
「おはようございます―――…って、綾瀬さん…これ何のプレイですか?」
「あ…陣ヶ岡、何のプレイでもないから!」