アイツまで徒歩5分
第4章 雉も鳴かねば射たれまい!
俺は、資料を集めながら時計を見る――――――…
「それに!目の下にクマさんを飼ってても、今日の合コンは上手く行く気がするんですよね〜!」
今日は、退社時間にきっちり帰る予定の俺は明日のために資料を分けて整理する
「はぁ?合コン!」
「ぇ…ええ…」
陣ヶ岡さんの重低音の声がが少しだけ威嚇するライオンのガルルル〜〜〜〜!って声に聞こえる…
「大学の友達がセッティングしてくれたんですよ!!しかも巨乳美女との合コンです!!」
俺は、グッと手に力を込め握りしめる!!
「――――――――行くな…」
「―――――――…はぁ?
何でですか?仕事は、明日続きやっても間に合いますし…」
陣ヶ岡さんは…何を権限に…合コンに行くな何て言うんだ?!
「合コンは嫌いだ……」
「はぁ?!陣ヶ岡さんが行く訳じゃないんだから!いいじゃないですか!!」
俺は、さっさと資料を整理して…時計を見る!!
「っと――――、時間なんで今日は、帰ります!!
では、続きは明日!陣ヶ岡さん、さようなら〜」
俺は、半分スキップでオフィスを出た!
ったく!陣ヶ岡さんったら、また残業コースにさせるつもりだったな!?
今日は、久しぶりに一関にも会える日だし!!
楽しく飲むぞ!!食べるぞ!!