アイツまで徒歩5分
第5章 車は、急には止まれない!
「「カンパーイ!!」」
3対3のありふれた合コンが始まった!!
「結羽、久しぶりだけど相変わらず酒弱いのか?」
一関が俺の他に呼んだ、同じ大学だった宮川 星司(ミヤカワ・セイジ)がすでに女性達と和気あいあいなごんでいる…
「結羽?あんまり飲むなよ?」
一関が、何時ものように気にかけてくれる
「大丈夫だって!少しは強くなったと思うから!」
大学時代…酒の席で大きく失敗しなかったのは一関のおかげだろうなぁ…
「マジで?あの結羽が酒強くなったの?一関、これでお前も羽目外せるんじゃなかいか?」
宮川は、一関の前にグラスをつきだすと…一関の手にしていたグラスにカチン!っと当てた…
「え〜?最知さんって、お酒飲めないんですか?」
女性達が俺を見て興味津々に身を乗り出す!!
一関の今回集めたメンバーは、どれも可愛くて巨乳だった!
身を乗り出すと、胸がテーブルにプルンと弾かれたり、乗ったりと……
わざとだな……って解るくらいアピールしてくる…
「///あぁ…実は、すでに俺ほろ酔いだったり」
素直に酔い度を報告したが…
女性は、そんな俺を「キャー!かわいい〜」と、ちやほやし始める…
「はぁ〜可愛いか?!酒飲めないで、サラリーマン勤まらないだろ〜が!」
そう言う、宮川は酒に強い!!
そう言えば…一関は強いのかな?