アイツまで徒歩5分
第5章 車は、急には止まれない!
トイレに駆け込み……
ドキドキした心臓を押さえる―――――…
な…何で…陣ヶ岡さんの事を思い出してんだ?!
「///はぁ……何か…はじゅかちい…」
「恥ずかしいのは、酔うと出てくるそのいい間違いだよ……」
振り替えると!一関の姿があり……内心ホッとする…
「///〜〜〜〜〜いちにょせ…」
「ほら……その…“いちにょせ”って…すげ〜甘えん坊みたいだそ?」
一関は、ふらつく俺を支え洗面器の前に立たせる…
「結羽、送ってくから…先帰ろうぜ?
女3人ぐらい宮川一人で相手できるって……な?」
ふらつく俺を気遣う一関だが…
「悪いにゃろ?いちにょせは、にょんででいいから…」
「いや…何言ってるから全然わかんね〜から…
はぁ…
酔うとこれだから…結羽は…」
一関は、俺のネクタイを緩め……ワイシャツのボタンを1つ…2つと…外していく―――――…
「キス……マーク…?」