アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
「は?陣ヶ岡!?何で!!こんな時間帯に?!」
シャワー上がりの俺を隠すように一関が俺の前に身を出す!!
「あ!デキスギ!お前…泊まったのか?〜〜〜〜何にもしてね〜だろうなぁ?あ゛ぁ?」
玄関で一関と、陣ヶ岡さんが言い争ってる?
「え?二人って…知り合い?」
「はぁ?最知!お前の、あれやこれやで――――…って!こいつ??覚えね〜のか?」
一関が、陣ヶ岡さんを睨みながら……
頷く――――――…
「え?何??俺…何かやった?え?二人に迷惑…かけた?」
二人の様子を見た俺は…消えた記憶の恐ろしさに身を震わす!!
「つ〜か、シャワー浴びてたのか?一人でか?」
「はぁ?普通一人で浴びるでしょ!」
俺は、とりあえず湯冷めしそうになり部屋に入る―――…
と、陣ヶ岡さんも部屋に入ってきた…
「何で、入るんだよ!っつ〜か、こんなに早く暇なのかあんたは!!」
「うっせーな!隣に住んでるんだから、二日酔いの最知を心配して来たんだよ!!」
「はぁ!!隣?」
一関は、俺を見る!一関らしからぬ反応に…俺は、ビビりながら頷く!!