アイツまで徒歩5分
第6章 昨日の友は今日の何?!
―――――――――…
最知がラーメンを笑顔でたいらげた…
しかも…ビールとザーサイをお代わりした…
「ビール苦手っていってなかったか?お前…」
「―――――〜〜〜ん〜〜美味しいラーメンでっした!!ビールに合って…///へへへほろ酔いのいい感じです!!」
ほろ酔い……確かに…“にゃんにゃん語”になってない…
だが…ふにゃふにゃしている…これ以上はダメだな…
「さて…腹もふくれたし、帰るか!」
「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ママのカクテル…飲みたかったなぁ〜…」
お…デキスギ君の言っていた甘えが出てきた…
ふにゃふにゃ最知…可愛いなぁ…悪くない…
「ダメだ!お前は、あの酒を飲むと…お荷物になる!」
「え〜〜〜〜!お荷物って…俺は、陣ヶ岡さんのカバンには、入りませんよ!!」
いや…意味が違うから…
「ほら、今の腹の具合やほろ酔いが…外に出ると気持ちよく歩ける限度なの…覚えとけ?」
「〜〜〜〜〜はぃ」
シュンと…した目を俺に向けて素直に返事をする最知……
デキスギ君!!これが例の“素直”ってヤツだな!!
めっちゃ!!可愛い!!
タバコの最知も、俺の中で来るものがあったが…
“甘え”“素直”のダブルコンボは……
さ…最強じゃないか!!
ニャンニャン最知には、劣るが……これはこれで……有りだ!