アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
「最知…昨日の事…覚えてるよな…」
か…隠せないよな……この状況だし…
「は……はぃ…覚えてます…」
陣ヶ岡さんは、「そっか…」と、タバコに手を伸ばす…
「なら……俺の気持ちは…
もう、知ってるよな?」
気持ち?……
『――――最知…好きだ』
////あ〜〜〜〜〜〜〜…
思い出した…!!
い…言われた―――――…けど…お酒が入ってるからなぁ〜?
信用はないよなぁ〜
俺だって『好きですよ』とか、言ってたわけだし…
尊敬する…“好き”?だと…思う…
陣ヶ岡さんだって…
後輩、可愛い〜の“好き”だと…思うのだが………
「なら、話は早いな――…
……俺達…付き合わないか?」
「は―――――…?ぇ?」
はあ?
“付き合う”?
ん?何に…付き合う?
朝ごはん?ランチ?晩御飯?
「な……最知…」
陣ヶ岡さんは、タバコから唇を離すと…
その唇を思考パニックの俺に重ねた―――――――…
「んっ!?…ま―――…」
///あああああああああああああぁぁぁぁあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!