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アイツまで徒歩5分

第7章 目覚めた所は崖の上!!


―――――――――…



「か…考えておきます!失礼しました〜〜〜〜!」





あ――――――…逃げた…



最知が、俺のシャツを体に巻き付け…玄関を出ていった…



「よ…予想はしてたけど…
全裸で逃げるとは思わなかった…」



部屋には、最知のカバンやスーツが置き去りにされた状態…



あわてっぷりが…最知らしくて笑えてくる…



「“考える”って…ど〜するんだか…」



俺は、まだ最知の温もりの残るベッドを眺めなが…笑った…



今頃…あいつパニックになってそうだな…




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