アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
一応…告白をしたわけだから…
どんどん攻めるぞ!!
しかし昨日は、何をやっても起きない最知のおかげで…
俺は、欲求不満だ!
しかし、最知だって…満更でもない雰囲気だったよなぁ〜…
脈あり?
―――――…いや、自惚れない…
さんざん痛い目を見てきたんだから…
ちゃんと、最知の口から聞きたい!
あいつの口から…
恋愛感情の“好き”を……
しっかし…
今日から最知は大丈夫か?
鈍感な癖に…意識したらとことん意識しそうだな…
ま――――…仕事とプライベートは分けて考えてやらないと…
アイツも困るよな?
俺は、壁を隔てた向こうで頭を抱える最知を思い…
タバコを吸う―――――…
近くて…遠い…隣の部屋
薄くて厚い…隣との壁―――…
まだまだ、縮めたりない…
お前は本当に…遠いよ…
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