アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
陣ヶ岡さんが隣でニコニコしながらコーヒーを飲んでいる…が…
俺は、緊張しながらも…
隣にいる居心地の良さとか…感じたりしている…
「はぁ〜…まっ、いいか!いただきます」
俺も、その隣で…くつろいでみる…
「よし!さっさと仕事片付けますか!!」
「ぁ、はい!」
陣ヶ岡さんは、空になった缶をゴミ箱に捨てて
ん、と…俺に手を差し出す…
「――――…?」
俺は、慌てて残りのカフェオレを飲み干し…空の缶を陣ヶ岡さんに、渡す―――…
「捨ててもらってすみません!」
「―――――…普通…自分の手を出すだろ〜が…
ま、最知らしいが……」
ため息をつく陣ヶ岡さんは、空の缶を受け取りゴミに捨てた…
「はあ?何を言っているんですか?行きますよ?」
呆れた感じの陣ヶ岡さんを急かしながら俺達は、マンションの管理会社に向かった…