アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
「〜〜〜〜〜くゎ〜今日は疲れた!」
バタバタと仕事をこなしていくと…あっという間に1日が過ぎた――――――…
時計をみると、退社の時間になる…
「よし!後は、明日でも大丈夫だな?」
「はい!」
デスクを片付けていた俺は、陣ヶ岡さんに声をかけられ顔を上げる!
と――――――…タイミングをみはからった様にスマホが俺の内ポケットで鳴り出した!
「ぅわ!!ビックリした!」
俺は、慌ててオフィスから廊下に行きスマホに出た!
「もしもし?」
『もしもし?一関だけど…今日、早く終れるから一緒に飯行かないか?』
一関からの電話に、急に腹が減ってきた!!
「お!いいよ〜お腹ペコペコだし」
『なら、会社まで迎えに行くから待ってて?』
「了解!待ってま〜す!」
電話を切りデスクに戻ると…
陣ヶ岡さんが少し機嫌悪そうに俺を見ている…
「当ててやろ〜か?今の電話……デキスギ一関だろ?」
お…正解!!
って…だからなんだよ〜?
「飯の誘いか?
俺も一緒に―――「連れて行きませんよっ!」
話を際切った俺は、鞄を持ち「お先しま〜す!」と、オフィスを出ていった!!