
アイツまで徒歩5分
第7章 目覚めた所は崖の上!!
俺達は、ビジネスホテル向かった――――…
本当は、ラブホの方が何かと便利なのだが…
贅沢は言ってられない…
俺は、部屋の鍵を受けとると最知を支えながらエレベーターに乗り込んだ…
受付の人は、酔っぱらいの介抱だと思ったに違いない…
「胃腸薬ありますよ?」と、気の聞いた事を言ってくれたので
俺は、有りがたくそれを貰うことにした…
一応…胃“腸”の、不具合だからな…
部屋に入ると…
最知をベッドに座らせる…
「イッ――――…///たい…」
尻や腰が痛いのだろう……
ツラそうである…
「大丈夫か?まず、スーツを脱げ…シワだらけだし…汚れてる…」
最知は、コクンとうなずき上着を脱ぐ…
痛々しい最知の姿を…見ていると、やましい気持ちは1ミリも湧いて来なかった…
